隣の島の火事を見て
また週末に向けて台風が近づいてくるという。
気温だけはすっかり秋らしくなったのになかなか天気が落ち着いてくれない。
最近の私は今月28日(日)に大阪で行われる同人誌即売会イベントに向けて動いており、残すは入稿のみといったところ。合同本なので巻きで頑張ったのである。
(日曜台風で出かけられなかった為に作業がはかどったという)
メンバーとはそれぞれが2年程度、この企画を立ち上げて1年以上の付き合いになったが、これまで揉め事も無く無事に進行できていてこのまま無事に終われるであろうというところだ。
私のいる同人アンソロでもコスプレ撮影会でも、主催の管理不行き届きや失言により、企画倒れ・悲惨な内容での敢行というのがある。
私も主催や副主催を務めたり、参加者やサポートで運営に関わるとこがあるが、主催の采配によって天国にも地獄にもなりうることを何度も経験してきた。
先日東海で元フォロワー主催の大型撮影会が参加者の告発によって炎上した。内容は外野から見ても悲惨なもので、匿名のアカウントによる告発から、本垢で当時の心情を吐露する者も現れ、読んでいるだけでもし自分もその場にいたら・・・と眩暈がした。
一歩間違えれば自分の企画も炎上する可能性があるのだという事も恐ろしい。
あらためて自分が主催するときに注意している点を振り返ってみる。
- 企画概要を明確に示す(場所、時間、費用、コンセプト)
- 参加者、決定事項のリストを常に最新にする
- かかる金額のソースを全て出す(※最重要)
- 初期費用に+αになる場合は、事前に見積を出して参加者に許可をとる
- 参加者は知り合いの知り合いまでで固める(連絡とれずキャンセルを防ぐ)
- 大型撮影会の場合はキャラよりカメラマンの日程を先に抑える
- 意見を求める場合は締切を提示する(放置せず催促するきっかけになる)
- 連絡ごとは全員共有、立場で分けない
- 主催と同内容を把握し、有事の際には代理が務まる副主催を立てる
- 参加者への感謝を忘れない
自分が参加して不愉快だと思ったことは、自分が主催の時には行わないようにしよう・・・とかそういうことが元になっている。コス撮影会ベースだが同人でも同じような事である。
そもそもの性格が連絡無精なので、本当にどうしてもしんどくてもやりたい!ってならないと主催には手を出さないが、色々きめ細かく動かなければならないんだぞっていうことを覚えておかないと痛い目を見る。
10人くらいまでのあわせなら場所と時間、金額、衣装と撮影コンセプト、大まかなタイムテーブルと構図案をLINEノートに纏めておけば当日スムーズに動ける。そこまでの事前準備をどこまで決め細かくできるかで、撮影会のクオリティに差が出るというのも最近感じている。そのモチベーションが近い人とでなければ負担の差でまた揉めたり不満を持ったりする為、だんだん固定の少人数で遊ぶようになってしまうのである。
全員が大変満足!という理想の企画主催は難しいかもしれないが、不満を一つでも減らしていくことには務めていきたいと思う。炎上騒ぎを面白おかしく見るのではなく、戒めにしていかねばとおもうのであった。